突然すぎるっ

迷ってるとヒョヌは立ち上がり私の後ろに来てそのまま私を包み込むように
座った。

ヒョヌの長い脚が私の体の横にある

「来るの遅すぎ、おいでって言ったら すぐ来て。わかった?」

「だ、だって恥ずかしいし!」

「今更恥ずかしがる事ないでしょ」

「うぅ……」

まぁ、確かに。

「ほら、瑠美。そこ間違えてるよ」

「え、どこ?」

ここ、と指を指すと同時に私の
耳にヒョヌの息がかかる。

「ひゃっ…」

声にでてしまった。