「そう、」

「もう、机並べ終わったし帰ろう」

私はそういった。

「いって…………」

私は振り返ると千隼くんが目を抑えて
うつむいていた。

「千隼くん?どうしたの?」

「目が…いたい……」

「目?ゴミでも入ったんじゃ…」

でも、ゴミでそんな痛くなるかな…

「みせて?」

私は千隼くんの方へ行き目を見る

「え?なにもな………

ギュ…


え………

私は千隼くんに抱きしめられていた