「深野さんでいいと思います」

たった今委員長になった千隼くんが
そう言った。

「おぉ、そうか。深野やれるか?」

もう…やれって事でしょ?

「はい……」

「よし!じゃあ、副委員長は深野だ」

そんな感じで話は進んでいき
授業が終わった。


「はぁ……」

「え、瑠美。副委員長になったの」

ヒョヌ気付くのおそい。

「うん、無理矢理ね…」

「寝てたから知らなかった」

寝てたのか。