風に恋したキミと




周りにみんながいるのに涙がこぼれてしまいそう。



それにこんな風に突き放されて、今になって気付くなんて



本当に自分はどれだけバカなんだって思ってしまう。



“わたしは桐島のことが……好きなんだって”



そう思うと、胸がどんどん締め付けれた。







部活の準備を終えると、いつものようにみんなでジョグをして、輪になって体操とストレッチをした。



気付いたら走り込みのメニューになってて、みんなと違ってリハビリ中だから本数を減らして走らなければならないのに



目の前にいた先輩の後を付いていたら、右腕をグイっと後ろに引っ張られた。