「わたしが色紙に書いたこと、本当に守ってくれようとして嬉しかったよ。
連絡はできなかったけど、それでも周りからは頑張ってること聞いてて
そのたびに桐島なら箱根駅伝に出れるって信じてたよ。
本当にありがとう」
わたしは桐島の横顔を見つめながら言葉にした。
結果も大事だけど、わたしはその結果までの過程の方が今はうれしい。
結果はきっとこれからついてくると思うから。
「ありがとうって何もお礼されることなんかしてねぇよ。ばーか!
お前には約束してたから部員たちよりも一番最初に報告したくて呼び出しただけだし
そんなこっち見んな」
「うん!」
わたしも桐島と同じく川の方を向いた。

