風に恋したキミと




もう佑真と付き合ってることを周りに隠す必要がなくなったわたしたちは、お互い友達と遊ぶ日以外は堂々と一緒に帰ってる。



こうやって手もぎゅっと繋ぎながら。



でも佑真と帰るのもこれで最後。



佑真は明日から学校の登校日以外の自宅研修期間は大学の寮に入って部活に参加する。



大学生は2月も3月も学校がないから一緒に混ざってやらせてもらうみたいで、東京に行ってしまう。



本当は嫌いじゃないのに、こんな選択したくない。



それでも佑真には陸上だけ見ていてほしいし



そんな頑張ってる佑真をわたしが遠くから邪魔なんかもっとしたくない。



だからね、佑真。



「佑真、わたしのこと忘れて?」