風に恋したキミと




泣き止むと、わたしは顏を思いっきり洗って自分の部屋に戻ろうとした。



でもその前に帰ってきたお兄ちゃんが目に入って、無視して通り過ぎようとした時。



「気は済んだか?」



と言ってコンビニの袋を渡してきた。



「……もう平気」



「そっ、だったらせいぜい今度は目を冷やすことに専念しろ」



それだけ言うとお兄ちゃんは「腹減った~」と言ってリビングに行ってしまった。



目を冷やす?



わたしはもらったコンビニの袋を開けてみると中にはアイスのパピコが入っていて



部屋に戻って食べる前に腫れあがった両目を冷やしてから食べたんだ。