風に恋したキミと




家に帰ったら、今度は仕事でわざわざ休みを取ってくれたお兄ちゃんから説教をされた。



「全国、全国って、そうやって全国大会にはもう出場してるのに



出場してることで満足してるからこうなるんだよ!



全国に出てるんだったら、もう全国に出てることなんて当たり前って考えてその上で自分の学校はどの位置につきたいか見据えてやらなくちゃ



普段の練習もどんなに辛い練習したってしょうがねぇんだよ」



お兄ちゃんの言ってることが正論でわたしはお兄ちゃんの言葉にむかむかしても何も言い返せない。



わたしはそこで初めて泣き出したんだ。



悔しくて、悔しくて、悔しくて。



自分の代では何一つ残すことができなかった……。