風に恋したキミと




迎えた当日。



開会式が終わるとすぐに、わたしたちは区間別にバスに乗って移動した。



サポートはいつも通りさやかがしてくれることになって、わたしのエナメルバッグを背負ってくれていて。



「莉桜~!今年は最初任されたんだからいっぱい2区で差をつけちゃってね!」



「うん、頑張る!」



それから召集の時間までさやかと一緒にアップをした。



体操とストレッチをしてから、近くをジョギングして、100mくらいの距離を2本くらい走って足を慣らせて。



ジャージ姿からユニフォームになって召集に行くと、去年は少し時間がありすぎて逆に緊張が高まってたのに、今回は1区が走ってすぐだからか召集の係の人に中に入るように言われた。