風に恋したキミと




「うん」



「やっぱりな、聞いた瞬間そうだと思った。



いいんじゃない?莉桜がそう決めたのなら俺は何も言わない。



受験頑張れよ」



フっと笑いながらそう言ってくれた。



佑真は肯定的に捉えてくれて、応援してくれてるのになんだかさみしい。



わたしはそう言ってくれてることを望んでたはずなのに。



「あれ?おかしいな?なんで涙なんか出るんだろ」



ポタポタとコンクリートに向かって流れる涙。



急いで拭いながら、何事もなかったように振る舞おうとするけど全然できない。