風に恋したキミと




待ち構えていたのはあまりにも衝撃的だった。



「なんで……なんで…… 」



足は軽トラックに引かれていて、ランニングシューズはつぶれてて



頭からは血が流れていて、顏は真っ白で青ざめている。



何をしたらいいのかよく分からなくて、ショックでいっぱいの中でも頭に浮かんだのは名前を呼ぶことで



わたしは肩を揺すりながら何度も何度も名前を呼んだけど



目を開くことは決してなかった。



「佑真!



目を開けて返事して!佑真!佑真!」




事故に遭ったのはずっとずっと考えてた佑真だったんだ。