翌日。
「朝練のメニューは会場の周りを三周。
いいか、車道の脇も走るところもあるから車に注意しながら走るんだぞ。
俺はここで荷物番してるから、準備ができたヤツから順に走れよ」
「「はいっ!」」
会場に着くと、わたしたちは体操やストレッチをする前にジョギングをするよう指示が出た。
橋本先生の周りにみんなはエナメルバッグを置いたり、ジャージを抜いでTシャツで走りやすい格好になったり。
場所は違うけど、いつも学校でやってる朝練と変わらない感じだった。
そう、それはいつもと変わらない一日にすぎないと思ってたのに。

