公園に行くと、滑り台に寄りかかりながらわたしを待つ佑真の姿があった。
「話ってなに?」
すぐに話を切り出してきた佑真の言葉に、心臓の鼓動は一気に速くなる。
―ドクンドクン
わたし、本当にこれから佑真に別れを告げることなんてできるの?
今更ながら何もなかったのように「一緒に帰ろ?」って言って逃げたくなる。
でも逃げちゃだめ。ちゃんと言わなきゃ。
「……佑真、別れよ。
こんなケンカばっかりしてるんじゃ付き合ってたってしょうがないよ。
練習にだってお互い支障が出てくる。
佑真は駅伝が終わってからいったい何を抱えてるの?って何度聞いても、「別に」ってそう言った。
わたし、こういう風になっちゃったのは佑真のその抱えてるものだと思う。
佑真がそれをわたしに打ち明けてくれない限り、わたしはもう佑真とは付き合えない。
さよなら」

