「もう分かってもらえないならいい……
そうやってずっと怒ってればいい!」
本当は佑真なんか大っ嫌い!って漫画みたいに言おうかと思ったけどさすがにそこまでの勇気はなかった。
だって分かってくれない佑真は嫌だけど、でもそれ以外の佑真は今も変わらず好きだから。
「おい!待てって
話はまだ終わって「離して!これ以上話したって解決の方向になんか行かないよ……」
わたしはそのまま振り返ることなくホームルーム棟へと足を進めた。
前みたいに戻りたいよ。
佑真と一緒に目標を追っていたあの頃に……。
変わった理由も当たり障りないように聞いてみたって「別に」で済ませて何にも話そうとしないし
きっと佑真がそれを話してくれない限り、わたしたちは元には戻れないと思う。

