「なら、分かるだろ。
近いうちに必ず桐島とは別れろ、いいな?
小川は部活に集中しろ」
返事は何もできなかった。
だって、これで返事をしたら本当に桐島と別れなくちゃいけなくなる。
「小川!」
なんで、なんで……。
桐島と付き合ってることで何か問題が起きたわけじゃないのに。
わたしも桐島も部活の時は真面目にちゃんとやってるのに。
そんな反抗したい強い気持ちが募るたびにどんどん涙が溢れて視界がぼやけてくる。
「小川!聞いてるのか!」
だけど付き合ってることは事実だから抵抗する勇気はどこにもない。
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