風に恋したキミと




「いいよ、ただみんなが引き払うの待つのはめんどくさいからすぐ帰るからな」



やった!今日一緒に帰れる!



一か八かで聞いてみたけど良かった。



「りょーかい!すぐ着替えて校門の前で待ってるね」



わたしは敬礼ポーズをして桐島に言った。



「はい、そこー!部活中にイチャつかないでね~!」



と暢気に大きめな声で言ってきたのは園田先輩。



「い、イチャつくって!」



「ちょっと大きな声で言わないで下さい。一応部内のみんなには内密にしてるって言ったじゃないですか」



びっくりして何もロクに言えないわたしと至って冷静な桐島。



わたしは周りに聞かれてないかキョロキョロしながら確認する。