「もうそんなに笑わないでよ!恥ずかしいじゃん!」
「だってあの女の人、マジな顔して何回も同じこと言ってくるから……
そこまで笑いのツボ浅くないはずなのに。
しかもボール投げないで下さい!って点滅してるし。
まじでやばい」
そう言いながら桐島はまだ笑ってくる。
そんな桐島につられて、モニターを見ているとわたしも恥ずかしさでさえも笑えてきた。
こんなにいっぱい笑ってる桐島初めて見た。
付き合った時も少し笑ってたけど、あれは電話越しだったから分からなかった。
桐島っていつもは無愛想なくせにこんなくしゃっとした笑い方をするんだね。
こうやってもっともっと桐島に笑っててほしいな。

