恋の定義──そして今日も、君を想う──

構えたカメラのファインダーを覗き込もうとした時、不意にユウと目が合う。

(頑張って…!)

レナが心の中で呟くと、それを感じ取ったのかユウが口の右端を小さく上げてうなずいた。

(えっ…今…。)

気のせいかとも思ったが、明らかにユウの視線はレナを捉えていた。


シンヤがドラムスティックでカウントを刻むと、レナは慌ててカメラを構える。


ユウのギターが唸る。

低いところから突き上げてくるベース。

シンヤの叩き出すビート。

そこに、よく通るボーカルの歌声。


(すごいな…。)

レナは夢中でシャッターを切る。