「ん…。」

ゆっくりと目覚めたレナは、目の前にあるユウの優しく穏やかな笑顔に、トロンとした目で微笑む。

「おはよ…。」

レナは甘えたようなかわいい声で呟く。

「おはよ。」

たまらなくかわいいレナの頬に、ユウはそっと口づけた。

「あっ…!!」

夕べそのまま眠ってしまい、何も着ていないことに気付いたレナは、真っ赤になって頭から布団をかぶる。

「こら、そんなに恥ずかしがらないの。」

笑いながらユウは、そっと布団をめくり、レナの顔を覗き込む。

「だって…。」

(ああもう…こういうところ、ホントにかわいい…!!)

恥ずかしそうにユウを見上げるレナに、ユウはそっとキスをする。

「レナ、愛してる。」

「私も…。」

そうして二人はしばらくの間、愛しそうに顔を寄せ合い、甘く幸せなひとときを過ごすのだった。