恋の定義──そして今日も、君を想う──

「…ダメ?」

また耳元でユウが囁くと、レナは小さく首を横に振った。

「ダメじゃ…ない…けど…。」

いつしか雷鳴は遠ざかり、二人きりの部屋に雨音と遠くの雷鳴だけが、微かに響く。

(私、ユウが好き…。ユウに、もっと触れたいし…触れて欲しい…。)

レナの心に、初めて湧き上がる感情。

「ユウ…。」

「ん…?」

「大好き…。」

「オレも…レナが、大好きだよ。」

そしてまた、込み上げる愛しさを伝え合うように、二人は唇を重ねた。

「ユウ…ギュッて、して…。」

「うん…。」

「ユウの腕の中にいると、安心する…。」

「…うん…。」

ユウの前髪から、またポタリと滴が落ちる。

「風邪、ひいちゃうね。」

「あ…ごめん、レナも濡れちゃったな。」

「ん…大丈夫だよ。ユウ、風邪ひいたらいけないから、お風呂で温まって来て?」

レナがそう言うと、ユウは少し意地悪そうに笑って、レナの耳元で囁く。