恋の定義──そして今日も、君を想う──

レナが祈るようにお揃いのネックレスを握りしめ、両手を組んで額に当てた時…。


――――バタン。

玄関のドアが閉まる音の後に、慌てた様子の足音が近付いて来て、リビングのドアが開く。

同時に、再び激しい雷鳴が鳴り響いた。

「きゃあっ!!」

驚きと恐怖で悲鳴を上げ、小さく縮こまってしまうレナの背中を、大きな手が、ポン、ポン
、と優しく叩く。

「レナ、大丈夫だよ。」

「ユウ…。」