恋の定義──そして今日も、君を想う──

ユウはスマホをポケットにしまい、ふと、あることを思い出す。

(タクミ…今、激しい雷雨って言ったよな?!)

ユウは慌てて立ち上がると、勘定を済ませてバーの外へ出る。

外は既に、大粒の雨が激しく地面を叩きつけていた。

その時、空が明るく光り、ややあってゴロゴロと轟音が轟く。

(まずい…!!)

ユウは大雨の中、家に向かって走り出す。

頭の中には、一人部屋で震えているレナの姿ばかりが浮かんでいた。