恋の定義──そして今日も、君を想う──

「ちょっと…。」

タクミの問い掛けに多くは答えないユウだったが、明らかに元気がないその声に、タクミは受話器越しに笑った。

「何笑ってんだよ。」

少しムッとするユウ。

「あーちゃんとケンカでもしたんだろ?そんで、一人でバーに来てヤケ酒。」

(だから、なんでわかるんだよ?!)

どこかで見ているのではないかと、ユウはキョロキョロ辺りを見回す。