恋の定義──そして今日も、君を想う──

「ありがと…。」

「うん…。」

そしてユウは消毒液と絆創膏を元の場所へ戻すと、服を着てリビングのドアを開ける。

「ユウ…!!」

レナが呼んでもユウは振り返らず、低く静かに呟いた。

「好きな子に触れたいとかキスしたいとか抱きしめたいとか…そう思うのは、そんなにいけないこと……?そんなにオレに触れられんのがイヤなら、ハッキリそう言えばいいじゃん。」

そう言い残すと、ユウはどこかへ行ってしまった。