お風呂から上がると、ユウがリビングのソファーで缶ビールを飲んでいた。

リビングに戻って来たレナに、ユウは缶ビールを1本差し出す。

「飲む?」

「うん。」

レナはユウの隣に座り、缶ビールを飲む。

「ふう…おいしい。」

「お疲れ様。」

ユウは優しく笑う。

「どこ行ってたの?」

「前にユウと一緒に行ったことがある、海辺の町だよ。」

「そっか。」