恋の定義──そして今日も、君を想う──

夕暮れ時の観覧車からの景色を眺めながら、二人はあの時のように肩を寄せあって写真を撮った。

あの日の二人が軽く交わした、また来ようと言う約束が、やっと果たされた。

観覧車の中で、ユウは優しくレナの肩を抱いて、そっとキスをした。


閉園時間が近付き、二人はテーマパークの出口に向かって、桜並木の道を手を繋いで歩いていた。

「ユウに膝枕してもらった時にね…。夢を、見たの。」

「へぇ…どんな夢?」

「こんなふうにユウと手を繋いで、このテーマパークから帰ってる夢。」

「正夢、だったのかな?」

「うん、そうかも…。でもね…。」

「ん?」

レナは穏やかに微笑む。