恋の定義──そして今日も、君を想う──

焦るレナにはおかまいなしで、タクミはレナのトランクと、もう片方の手にはレナの腕を掴んでスタスタと歩いて行く。

そしてとうとう、ユウの部屋の前に到着してしまう。

(どうしよう!!私、2度と来んなってユウに言われたのに…。大嫌いって言っちゃったし…。)


パニックになるレナだったが、タクミはいとも簡単にユウの部屋のチャイムを押した。

(ああ…もうダメ…!!)

ドキドキとうるさく高鳴る心臓。

真っ白になる頭の中。