恋の定義──そして今日も、君を想う──

数日後、すべての撮影が終了した夜、須藤はレナを近所のレストランへ、ディナーに連れ出した。

1週間後はレナの29歳の誕生日だ。

少し早いお祝いに、シャンパンで乾杯をして、二人でゆっくりとディナーを楽しんだ。


食事も終わり、コーヒーとデザートがテーブルに運ばれて来ると、須藤はレナに、そっと封筒を差し出した。

「これ…?」

「開けてみな。」

封筒の中を確認したレナの目が、大きく見開かれる。

「須藤さん…これ…。」