恋の定義──そして今日も、君を想う──

レナのおかしな様子を不思議に思いながらも、ユウはレナの隣に座り、カフェオレのカップに口をつける。

(…!!)

隣に座ったユウにまたドキドキが激しくなり、慌てるレナだったが、ユウに気付かれないよう平静を装って、カフェオレを一口飲んだ。

(あ…。)

口いっぱいに広がる、ユウの作ったカフェオレの、優しく懐かしい味。

「…おいしい、ね…。」

思わず涙ぐんでしまいそうになるのを隠すように、レナはうつむいたまま呟いた。

こんな時に、気付くなんて。

もう、どうにもならないのに。

もう、一緒には、いられないのに…。