恋の定義──そして今日も、君を想う──

「…ありがと…。」

レナは、キッチンでカフェオレを作るユウの背中を見ながら、ぼんやりと考えていた。

(ユウ…昔よく、こんなふうにカフェオレ作ってくれたっけ…懐かしいな…。)

懐しい光景を前にレナはふと思う。

(さっき…何か…夢を見てたような…。)

どんな夢だったのか、思い出そうとしても思い出せない。

ただ、温かくて、優しくて、とても幸せな気持ちだったことだけは覚えている。

ぼんやりと考えているレナの前に、コトリとカフェオレの入ったカップが置かれ、レナは思わず顔を上げた。