恋の定義──そして今日も、君を想う──

広い部屋に二人きり。

さっきまでの賑やかさが嘘のように、途端に夜の静寂が二人を包む。

ユウは静かにソファーに座ると、そっとレナの頭を持ち上げ、自分の膝の上に乗せた。

そして、愛しげにレナの寝顔を見つめると、そのつややかな髪をそっと撫でた。

(かわいいな…。)

ユウの心は、自分でもビックリするほど穏やかだった。

(昔よく、レナの頭を撫でたっけ…。)

何度も優しくレナの頭を撫でるユウの顔には、いつしか安らかな笑みが浮かんでいた。

(このまま時間が止まればいいのに…。)