恋の定義──そして今日も、君を想う──

「ユウ、こっちこっち。」

タクミはユウを手招きで呼び寄せ、レナの隣に座らせる。

「やっぱ撮るなら美男美女でしょ!ほら、ユウ、あーちゃん、笑ってー。」

タクミはあたふたしている二人にカメラを向ける。

「ほらほら、二人とも表情カタイよー。もうちょっとくっついてみてよ。」

タクミの注文に驚きながらも、ユウは隣に座っているレナとの距離を詰め、そっとレナの肩を抱いた。

「これでいいか?」

突然のことに、レナは真っ赤になりながらも、タクミの構えるカメラの方を見た。

カシャッ。

タクミがシャッターを切ると、ユウは照れたようにレナから手を離し、何も言わずに立ち上がって、再び元いた場所へ戻ってしまう。