恋の定義──そして今日も、君を想う──

お互いの近況を簡単に報告し合うと、須藤がニューヨークでの仕事の話を始める。

「レナがニューヨークに来たら、最初の仕事はオレの撮影のモデルだから。」

「そうなんですか?私、ニューヨークでも二足のわらじですか…。」

レナは少し笑いながら返事をする。

「じゃあ、私がそっちに行くまで、体壊さないで下さいよ。ごはん、ちゃんと食べて下さいね。須藤さん、仕事に夢中になると、すぐ食事取るの忘れちゃうんだから。」

レナがお母さんのように言うと、須藤は電話の向こうで楽しげに笑った。

「しっかり者だね、うちの奥さんは。」

「奥さんって…。」