恋の定義──そして今日も、君を想う──

「そろそろ帰ろうかな。」

すっかり日が暮れた頃、レナはバッグにカメラをしまいながら呟いた。

「うん。そうしようか。」

駅までの道のりを、ゆっくりと歩いた。

電車に乗って少し経った頃、レナと並んで座席に座っていたユウの肩に、ふと重みが掛かる。

(レナ…疲れちゃったんだな…。)

ユウの肩にそっとより掛かるようにして眠る、温かなレナの体温を感じて、ユウは優しく微笑んだ。

ユウはレナの細い肩を優しく抱いて、起こさないようにそっと頭を撫でる。

(ずっとこうしていたいな…。)

電車の窓に映る二人の姿を、ユウは愛しそうに見つめていた。