恋の定義──そして今日も、君を想う──

翌朝。

ユウは駅の改札前で、ダウンジャケットのポケットに手を突っ込んでレナを待っていた。

いつもは苦手なはずの朝なのに、今日は朝が来るのが待ち遠しくて、セットした目覚ましより 30分も早く起きてしまった。

2月のとても寒い朝、吐く息は白い。

それでもユウは寒さも気にならないくらい、もうすぐレナに会えることが嬉しかった。



夕べなかなかレナからの連絡が来なかったので最初はレナの帰りが遅くなることを心配していたユウだが、時間が遅くなるにつれ、やっぱり嫌われているのかとか、恋人がいて一緒に出掛けるのを止められたのかとか…いろんなネガティブな思考がグルグル巡っていた。

だから、遅くになってレナからのメールが来た時は、本当にホッとした。

待ち合わせ場所と時間をメールしてくれたと言うことは、少なくとも避けられてはいないみたいだ。