恋の定義──そして今日も、君を想う──

お酒のせいだけではない上気した頬をごまかすように、ユウはタバコに火をつける。

するとレナがタバコを持つユウの手元をジッと見ていた。

「あっ…ごめん、タバコ、嫌?」

慌ててユウが尋ねると、レナは首を横に振って微笑んだ。

「ううん…。なんか不思議な感じだなって。」

「ああ…うん…そうだな。」

「しばらく会ってないうちに、お互い大人になったんだもんね…。」

「……うん。」


ほんの少しの沈黙もやけに長く思えて、ユウは慌てて話題を探した。

「レナがカメラマンになってたから、ビックリした。」

「うん。私もユウがミュージシャンになってたから驚いたよ。」

「そっか。」