恋の定義──そして今日も、君を想う──

「そう言えば、佐伯じゃなくなったって…。」

ユウが思い出して尋ねると、マユがニカッと笑って答えた。

「うん。私、三浦になったの。」

「三浦…って…えっ?!もしかして…。」

「うん。」

マユは満足げに笑った。

「私、3年前にシンヤと結婚したんだ。」

「そうなんだ…。」

ユウは、シンヤと過ごした楽しかった高校時代に思いを馳せる。

(いろんな話、したな…。)

マユがうんと言うまでずっと好きだと言い続けると言っていた、シンヤの勝ち気な瞳を思い出す。

マユにつれない返事をされても、愛しげにマユを見つめて苦笑いを浮かべていた。

「すげーな、シンちゃんは…。本当に…。」