恋の定義──そして今日も、君を想う──

「えっ?!」

ユウが驚いて思わず声を上げる。

「人前では絶対そういうとこ見せないけど…私にはわかるよ、ずっと一緒にいたんだもん。」

「そっか…。」

「昔ね…レナにとって片桐ってどんな存在?って聞いたことがあってね…。」

「…うん。」

「レナ、アンタのことを空気みたいだって言ったのね。」

「空気?!」

「うん。そこにいて当たり前、みたいな。でも、捉えようによっては、いなくても一緒なの?って気もしたんだけどね。…違ったんだね。」

「?」

「レナにとって、片桐は必要不可欠だったってことなんだよね。アンタがいなくなって少し経った頃、レナがポツリと言ったの…。空気がなくなると、息ができない、苦しいって…。」

「…そっか…。」