恋の定義──そして今日も、君を想う──

数時間後。

無事に撮影を終えたレナが機材の片付けをしていると、その隣にマユが立つ。

「レナ、この後時間ある?」

「ああ、うん。もう今日はこれで終わりだし、大丈夫だよ。」

「この間もちょっとお茶しただけだし、久しぶりにゆっくり食事でもどう?軽く飲みに行かない?」

「うん、いいよ。」

二人が約束を交わしていると、タクミがそばにやって来る。

「お疲れ様でーす。」

「あ、お疲れ様でした。」

ペコリとレナが頭を下げると、タクミが人懐こい笑顔で二人を誘う。

「この後オレたち飲みに行こうかと思ってる
んですけど、良かったらお二人もどうですか?」

「えっと…。」

「いいんじゃない?」

レナが迷っているうちに、マユがあっさり承諾した。