恋の定義──そして今日も、君を想う──

乱れた服の胸元を押さえながら、レナが小走りに部屋を去って行く。

ドアが静かに、パタン…と閉まると、ユウは壁にもたれて力なく座り込み、両手で顔を覆った。

(何やってんだ、オレ…。)

唇には、レナの柔らかな唇と肌の温もりが残っている。


ずっと、失うのが怖くて自分の気持ちを伝えられないままだった。

幼なじみなら、誰よりもレナのそばにいられた。

だけど…。

(レナのこと…傷つけて…泣かせてしまった…。)