恋の定義──そして今日も、君を想う──

レナの首筋にうずめていたユウの頬が、レナの涙で濡れていた。

「お願い…やめて…。こんなの、私の知ってるユウじゃない…。」

目に溢れる涙をポロポロとこぼしながらそう言ったレナから、ユウはゆっくりと手を離した。

ユウがレナの体から離れると、レナは手の甲で涙を拭いながら起き上がる。


そんなレナに背を向けたまま、ユウは吐き捨てるように呟いた。

「男と二人っきりになるって、こういうことなんだよ…。」

慌てて立ち上がり、荷物を手に部屋を出ようとするレナの背中に、ユウは冷たく呟いた。


「もう、二度と来んな…。」