恋の定義──そして今日も、君を想う──

「……!!」

今までに一度もなかったことに驚くレナの唇に、ユウは何度も自分の唇を押し当てる。

「んっ……!!」

塞がれた唇からは、熱い吐息だけが漏れる。

ユウは、噛みつくようにキスを繰り返した。

わずかに二人の唇が離れた瞬間、ユウは切なげにレナの名前を呟く。

「レナ…。」

やがてユウの唇はレナの唇を離れ、レナの細い首筋に押し当てられた。

ビクッと肩を震わせたレナは、やっとの思いで声を振り絞る。

「や…めて…。」

今までに見たことのない、ユウの男の一面を目の当たりにしたレナの目に、困惑と恐怖から、自然と涙が溢れた。

レナのブラウスのボタンに手を掛け、二つ目のボタンを外したユウの手が、ピタリと止まる。