恋の定義──そして今日も、君を想う──

「これ…。」

ベッドに横たわるユウのそばに行き、そっと手紙を差し出す。

「何、これ…。」

あからさまに不機嫌そうに呟くと、ユウはそらしていた視線をレナに向けた。

「サエから、預かった…。ユウに、渡して欲しいって…。ちゃんと読んだことまで、確認して欲しいって、言われた…。」

ユウの責めるような視線に耐え兼ねたレナは、そっと目をそらす。

「ふぅん…。」

ユウはだるそうに起き上がると、差し出された封筒を手に取り、中の手紙を開いて目で文字を追う。

「これで、いいわけ?」

「…うん…。」

ユウはレナの返事を聞くと、無造作にベッドの上に手紙を投げ捨てた。