恋の定義──そして今日も、君を想う──

レナは、ユウと一緒に帰るはずだった駅までの道のりを、一人とぼとぼと歩いた。

(もう、帰っちゃったのかな?)

今まで、ユウがレナとの約束を破ったことなど一度もなかった。

こんなふうに、レナを一人残して帰ったことなど、一度もなかったのに…。


レナは、疑問だらけのモヤモヤした気持ちを抱いたまま、一人、家路に就いた。

マンションに帰ると、ユウの部屋に明かりがついていることに気付いたレナは、ユウの家のインターホンのボタンを押した。

しかし何の返答もないインターホンをしばらく見つめる。

(おかしいな…。寝てるのかな?)