恋の定義──そして今日も、君を想う──

「2年の時も一緒だったからずっと見てたけどさぁ…高梨さん、片桐くんとめちゃくちゃ仲いいよね。幼なじみなんだってね?いつも一緒に登下校したり、頭撫でたり…修学旅行の時なんか手繋いで歩いてんの見たって子もいたよ?」

「……。」

一体、何を聞きたいのだろう?

含みを持たせたようなサエの言葉に、レナは不快感を覚えた。

「結局さぁ…。」

サエは指先で長い巻き髪をクルクルと弄びながら、視線を髪に落としたままで呟いた。

「高梨さんと片桐くんって…。」

そこまで言うと、サエは視線を迷うことなくレナに向けて、少し低い声で尋ねた。

「どういう関係なの?」