恋の定義──そして今日も、君を想う──

「あっ、ちょっと待って。オレも…。」

ユウも立ち上がると、さっきの指輪の代金を支払って、レナに差し出す。

「オレからも。誕生日おめでとう、レナ。」

二人は顔を見合せて笑うと、お互いの手にした指輪を交換した。

そして、早速指にはめてみる。

「あっ、ピッタリだ。レナは?」

「うん、私も。」

「気に入ってくれた?」

「うん…。すごく、嬉しい。」

「オレも、すげー嬉しい。」

もう一度二人で微笑み合うと、どちらからともなく、手を繋いで歩き出す。

それは、とても自然な流れだった。