太陽と月に分けられて





俺は、静まり返った教室に向けて言った。

考えに考えた、俺なりの言い方だった。




拓:「ああ、好きだ。俺はアヤカのこと、好きだよ」





俺はそれだけ言って、走って部室まで向かった。