何より歴史が大嫌いで仕方なかった。
俺がしたことのない、努力をした人間のことを学び、それについて考える。
考えても考えても分からなかった。
何も楽しくなかったし、ただただ面倒くさかった。
…二年生、そう、二年生だ
あの時ほど、俺が気持ちで悩んだことはなかった。
俺の心が読めている人がいるなら、これを見れている人がいるなら、考えてもみて欲しい。
あなたは、何故友達というものが当たり前で、友達といると楽しいという事が当たり前なのか…
それで悩んだことはあるだろうか?
そして、その関係が壊れた時のことを考えずにお互いの深部までいこうとするのかで、悩んだことはあるだろうか?
己の無知で、親友と呼べる存在を、この世から失ったことがあるだろうか?