拓:「お、優の妹…たしか米崎蘭か。やってくれるんだな?」 蘭:「はい、私がやります」 真っ直ぐ拓也を見つめて蘭が言う。 神谷や女子達、クラス全員が驚いて 何も言わず彼女を見つめる。 拓:「うし、じゃあ決まり。じゃ、今日はこれで終わりだから各寮に行ってくれ。米崎は残るように」 あっさりと拓也はそれを了承し あっさりと初日の授業を終えた。 蘭について何も言わないまま クラスの生徒たちは教室を出ていった。