光:「我が校では、オリジナルのプログラムで、勉強を進めていきます」


光輝が指をタブレットの上に滑らせる。

スクリーンの上にきちんとまとめられた表が現れた。

それは、誰が見ても分かりやすいように作られている。


光:「では、中学の内容を軽く振り返っていきましょう」


スイスイと、次々にスクリーンの資料が変わっていく。

その手際のよさに、思わず生徒たちは見とれていた。

しばらく中学の内容を軽く説明していく光輝。

すべてを終えたところで、残り数分になる。


光:「…はい、高校ではこれらをもっと詳しく、他のものにも興味をもってもらえるようなものを学んでいきます」


そういってニコッと笑った。